
1. 使役動詞とは何か?haveとgetの違いとは何か?
~させる(make)、~やってもらう(have)、~させてあげる(let)の意味になる動詞、make, have, letを通常使役動詞と呼んでいる。他にget(やってもらう)もある。
使役のgetは「説得している」ニュアンスがでることがある。
使い方が、普通の動詞と違い、「使役動詞+目的語+動詞の原形(または過去分詞)」の語順になるので英文法の本では特別扱いされている。
getの使い方は上記と異なる。
「get+目的語+to+動詞の原形」 または、「get+目的語+過去分詞」
使役動詞、ここがポイント
使役動詞は、ふつう「人に何かをやらせる」感じのときに使う動詞である。
- Mike made us wait for a long time.(マイクは私達を長い間待たせた)
- I had him take care of my cat.(彼に猫の世話をしてもらった)
- I let them read my report.(私のレポートを読ませてあげた)
~使役動詞の作り方~
make + 目的語 + 動詞の原形
have + 目的語 + 動詞の原形 /動詞の過去分詞
let + 目的語 + 動詞の原形
2. 分詞構文とは何か?分詞構文を作る秘訣とは?
分詞構文とは、接続詞がある英文で動詞を分詞(~ing、過去分詞)に変えて、文を作り直す特別な用法。短くスリムになり、インパクトがある。Beingは通常省略されるので、過去分詞で始まることがよくある。
When she saw me, she waved at me.(彼女は私に会った時(私に)手を振った)
上の文は「普通に」接続詞を使った文章である。これをもっと短く「効率的」で「インパクトのある」文章にするためには分詞構文にすると良い。
~分詞構文の作り方~
- 接続詞を削除する。(ただし、because, as, if, whenなど以外は通常残す)
- 次にその後ろの主語も削除する。(接続詞が入っている文章の主語を省略)
- 最後に動詞にingをつけて完成
結局上の文章はSeeing me, she waved her hand.とできる。
~その他の分詞構文の作り方~
Because I didn’t know what to say, I kept silent.
(どう言っていいか分からなかったので、私は黙ったままでいた。)
上の文をもっとシンプルでインパクトのある分詞構文に変えてみよう。まず接続詞を削除。次に主語も削除。ここまでは手順通り。しかし次に否定後のnotが控えている。こういう時は「否定語を先頭に残したまま、その直後にing形を続ける」のが鉄則。
→Not knowing what to say, I kept silent. となる。
例文
In 490 B.C., a large Persian army landed in Greece. Threatened by this attack, the army of Athens fought bravely.